23.06.23

上奥富のいえ3

リビングは屋根なりの傾斜天井の大空間。

最大の天井高は約6.6m!

開放感は抜群です。

低い方は約2.2m(梁下だと1.9m)と抑えているので、ちゃんと落ち着く空間となっています。

天井は構造の登り梁、構造用合板を化粧としています。

屋根部分の断熱は外張り断熱としています。

内装はいつもなのですが、できるだけシンプルにまとめるようにしています。

そうすることで、お気に入りの家具が映える空間となります。雰囲気がぐっと出ます。

こちらは、アンティークの丸テーブルに、ルイスポールセンのペンダントライト。

 

 

23.04.26

上奥富の家2

玄関にはシューズクロークを設けすっきりとコンパクトな空間となっています。

壁を丸くすることで、圧迫感のない通路となりました。

Rの壁は、どこかに取り入れたいというご要望もあり、

ここでの採用も打ち合わせの中でで決まりました。

そんな感じで、弊社の建てる家は、建主さんと一緒に考えてつくりあげていきます。

 

とても悩んだのは巾木でした。

他の場所は見切り材を利用して入り巾木とするのを基本仕様としているのですが、Rの壁には使用できず、どうしたものかと・・・

当初アルミのフラットバーでと思っていましたが、アルミ色が浮いてしまわないか、白い塗装済みのものも艶感がどうかなど悩んだ末、

木製として、壁と色合わせをした塗装仕上げとしました。

違和感なくすっきりとおさめることができました。

図面を描く時も、細部まで気にしてはいるのですが、やはり現場でぎりぎりまで悩み続けてしまいます。

 

23.04.21

上奥富のいえ1

埼玉県狭山市の住宅地での計画でした。

初めてお施主様にお会いした際に伺ったイメージが、白い切妻のイエ型の家でした。

できるだけシンプルにイメージを形にすることを意識してプランニングを進めました。

お施主様とイメージを共有することで、打ち合わせの度に、どんどんいい案が出てきたのを覚えています。

 

23.04.15

ちゅうおうのいえ4

プライベートなゾーンには水回り、ウォークスルークローゼット、クローゼットからはバルコニーへとつながっていて家事動線も考慮しています。

クローゼットはゆったりとしたスペースを確保しているので、洋服がいっぱいになっても、動線の妨げになることはありません。

クローゼット介して個室に入って行くので、意識的にとっても奥行きを感じる構成になっているかと思います。

23.04.14

ちゅうおうのいえ3

狭山市のちゅうおうのいえには1階のリビングと吹き抜けを介して立体的に空間を共有しているフリースペース、セカンドリビングを計画しています。

同じ空間を共有しつつ、個々の場を過ごすことができます。

ウォールのタイル・薪ストーブの煙突も空間の連続性を強調しています。

フリースペースから個々の居室へとつながる通路は天井高をおさえ、空間に変化を与え、小さなトンネルを潜るような落ち着いた空間としています。