19.02.23

むれのいえ4

むれのいえには現在、個室は一つです。

実は工事開始当初のまでの計画では、もう一つ個室がありました。

この、お家の中のお家の横にもう一棟。

上棟後外周りが囲われた頃に、お施主様との現場打ち合わせで個室は必要になったら作ろう。という事になりました。

もちろん設計中の打ち合わせでも模型などを使い色々と相談はして決定してはいたのですが、やはり、いざ立ってみないと!てとこはありますよね。

柱が立っていたり梁があったりしたのですが、その場で切ってしまいました!

大工=設計者=1級建築士なので出来る早業かもしれません。

その場でどんな感じか見てもらえてよかったと思います。

その結果、「お家の中のお家」感がぐっと増しました。

広がったフリースペースは、第2のリビング?ワークスペース?家族が増えたら子供スペース?、、、とても夢の広がる場所となりました。

全てを決めてしまう計画ではなく、生活や家族の変化を受容できる計画するように心掛けています!

19.02.22

むれのいえ3

キッチンはオリジナルの造作キッチンです。

キッチンの計画も、かなり相談を重ねました。使い方のこと、キッチンの大きさ、形状、金額的なこと、デザインのこと、器具のこと、外部との関係のこと、、、

床はお手入れのしやすさを考えてフロアタイルで仕上げました。

正面の壁のタイルは出来る限りハンパが入らないように計画。キレイにおさまって内心ホッとしています。タイルはキッチンパネルよりは金額が上がりますが、ここは奥さんのこだわりのポイントでもあり、実現できてよかったです!

窓は、外に樹木やフェンスで目隠しを作る前提で大きな窓に。とても明るいく気持ちいい空間になりました。

レンジフードは富士工業のもの、ありそうでなかった(あっても高かった!)シンプルな四角いもの。タイルとの相性も良かったです。

食洗機はミーレの記念モデル。w600で大容量ながら割安でした。これを見つけたのも奥さんでした!脱帽です。化粧板は家具と同材で制作しました。よく馴染んでます。

食洗機をとるか、収納スペースをとるかがよくあがる悩みですが、こちらは食洗機の勝利!

コンロはリンナイの4口のドロップインコンロ。魚焼機が無く、コンロ下が有効利用できます。何よりすごくカッコイイ!こちらも、計画開始当初からのご希望。

キッチンの高さは90cmに。一般的には85cmが多いですが、最近は少し高めのご要望がふえつつあります。

奥行きは70cmとシステムキッチンよりもやや広め、これは小物などを飾ったりということもあるのですが、最近の冷蔵庫は奥行きが大きく、キッチンよりも出っ張ってしまうのを防ぐための寸法設定。せっかくなら冷蔵庫もスッキリ納めたいですから!

キッチンは毎日使うものですし、存在感もあります。こだわりもたくさんある場所だと思いますので、弊社では基本的には造作キッチンで計画を進めています。

 

 

19.02.21

むれのいえ2

玄関は北側にありますが、明るいリビングから光が差し込みます。

玄関からは直接リビングへ。

廊下は極力作りません。

リビング、ダイニング、キッチンと続きます。

螺旋階段はリビングとダイニングの一体感を損なわないように軽やかに。

キッチンはオープンなi型ですがリビングから丸見えにならないように配置。

間仕切り壁はありませんが螺旋階段、L型の平面計画でリビングスペースとダイニングスペース、キッチンをゾーニングしました。

 

19.02.19

むれのいえ1

弊社、設計施工の「むれのいえ」。

大きな開口と真っ白い壁が印象的です。

なぜ道路に面して、開放感ありすぎる開口部を作ったのか?をお話しさせてください。

こちらの計画は、もともとあった大きなハナミズキを中心に進んでいました。

リビングから、寝室から、キッチンから、、、ハナミズキが眺められるように。

外部と一体感のあるリビングになるように。

という計画が進行していました。

計画がまとまり、古屋の解体が完了したという連絡を受け、すっきりした現場に改めて現調に向かうと、なんかおかしい。すっきりしすぎている。

!!!ハナミズキがない!!!

これには、僕はもちろん、お施主さん、解体を手配した不動産屋さんもびっくり!

解体屋さんの手違いでで切ってしまったそうでした!

ここまで来て大幅計画変更か〜?と覚悟していましたが、木は解体屋さんの方で復旧するということになり、庭を新たに作り、建物の計画は木の位置が自由になったことにより、少しの配置や大きさの変更で続行となりました。

これが道路に面して、開放感がありすぎる開口部がある理由です。

長々とすみません!

現在、外構の計画が進行中です!

19.02.14

ふきあげのいえ5

青梅市の「ふきあげのいえ」の一番のこだわり。桧風呂です!

計画当初からこれだけは!というご希望でした。

2階で外に出られる浴室。で、桧風呂。

条件的にはかなりコストのかかるところですが、無いアタマを絞って絞って実現しました!

桧風呂選びはお施主さんと散々調べ、相談し

田島産業さんのものに決めました。

金額的な点がかなり重要でしたが、こちらの浴槽は撥水加工が施してあり、耐久性、メンテナンスのしやすさを期待して決定しました。

おさまりなどの相談にも親切にご対応いただきとても助かりました。

撥水加工されているとはいえ、湿気がこもらない方がいいという事、階上設置のため、つまりやメンテナンスのしやすさを考え、床、壁はFRP防水として、ヒノキのスノコを敷きました。スノコも小分けにしてあるので、手軽に取り外しが可能です。

メンテナンスについては、友人でもあるお施主さんが掃除のプロという事もあり、安心してます!

天井にも桧の羽目板を使い、家全体の中でここだけは贅沢な仕上げとなってます!

隣接する洗面脱衣室とはガラスで間仕切り一体的で広々。

風致地区だけあって緑が豊富で、家に居ながら温泉気分を実現しました!

一応、ブラインドは付けたそうですか、男子は気にしないでオープンで使っているそうです!

緑に囲まれてるのは、落ち葉などの手入れは大変かもしれませんが、やはり気持ちいいですね!