19.02.07

ふきあげのいえ4

青梅市の「ふきあげのいえ」は間仕切りや建具は最小限。もちろんコストダウンの意図でもあるのですが、生活の変化に対応できるようにという理由の方が大きい。

子供が大きくなって部屋が欲しくなったら、壁を建てたり、家具で仕切ってしまえばいい。また子供が巣立ったらまた取ればいい。

使わない部屋というのは作らない方が家の健康にもよろしくないし、もったいない。

工事も壁を作るよりも取る方がやりにくい場合が多い。壁をなくしたところの補修なんかが出るのでそこだけ目立ったり、工事範囲が広がったりする。

なにより、家族が顔を合わせる機会が多い方がいい。

個室を作るよりも家族で過ごす場を優先に考えています。

なので原島建築の提案する家には個室が少ない。もちろんある程度の変化に対応出来るように、設備や下地もいれらようにしています。